(我が家の『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』)NHK Eテレの『100分de名著』、4月の放送は村上春樹さんの長編小説、『ねじまき鳥クロニクル』です。すでに、第一回、二回放送が終了してしまいましたが、個人的には外せない村上春樹作品。遅ればせながらブログに記していき…
タグ:宗教的体験
“こころ”の個人的体験という事実
今日も、1/31以降の記事の内容に続きます。ボーム博士が量子もつれを説明するために定義した “宇宙全体からの力”。それは、「まだ発見されていない新しい力」であることを前提としていたそうです。『量子もつれ アインシュタイン 最後の謎』私はそれを、種々の宗教がいう…
『100分 de 名著 西田幾多郎』
ある出来事で‟反作用”が起ってしまい、懸案の箱作りそっちのけで、固まっていたブログ記事をタイプする指が久しぶりに動きはじめています。そのある出来事とは。100分de名著@nhk_meicho10月シリーズは西田幾多郎「善の研究」です。その難解さに多くの人が挫折したといわ…
『海獣の子供』
【「海獣の子供」公式サイトより】久方ぶりの記事ですが、実は今、思い立って直観的に書き始めています。実は大分前からブログの新しい箱作りを検討していて、その実行の目途が立つまでは中身にも着手できないと考えていました。遅々として箱作りが進まない中、結局記事更新…
「意識とは何か、どこから来て、どこへ行くのか」
D'ou venons-nous ? Que sommes-nous ? Ou allons-nous ?先日、とても興味を掻き立てられる番組を見つけました。 即、録画予約をして、まとまった時間がとれたときにじっくりと視聴したその番組は、予想を超える、ドキドキワクワクものの内容でした。 それは、い…
普遍と個別
クーパーはマーフとその場所でその時間に通じ合った。クーパーはそれを知っていた。マーフはそれを知っていた。 前回記事で取り上げた映画 『インターステラー』かなり時機を逸した、そして鑑賞した方にしか分からない内容となってしまいますが、今日は前回に引き続き…
鈴木大拙
またしても前回記事から数か月が経ってしまい、「ぜひ、また続きを書きたいな」との思いにずっと変わりはなかったのですが、今日は、以前書いた記事に疑義が生じてしまったので、備忘録の意味でしたためます。ここ数年、読みたい本があとからあとから出てくるので、私の読書…