前回記事でご紹介した、辞職の決断をされたBさん。

実は、カウンセリング後わずか数日で、職場の上司に、きちんと辞職願をお伝えになられたそうです。


「カウンセリングを受けるまでは悩んだ末、連絡を取らせていただき、セッションを受けさせていただいたのですが、今、不思議と心を強く持てており、受ける前と今では、違う自分になれています。
そして、ちょうど昨日直々の上司に話をしたところでした。」


このようにご報告いただきました。



自分の本当の思いと取り巻く現状。

セッションを通して、これらを客観的に見つめなおしたことで、それまで足踏みされていたことに対して、“心を強く持ち”、迅速に、望む行動を起こされたBさん。

それ自体変化のない状況(環境)であっても、見方や考え方、いわゆる「捉え方」を変えることで、
私たちはBさんのように、自らの力で行動変容することが可能になるわけです。



私はただ、「カウンセラー」という立場で、お話をうかがっていただけです。

しかし、カウンセリングという非日常の空間で、じっくりとご自身の気持ちに向き合ったからこそ、Bさんは、一歩を踏み出す“起爆剤”を、自ら手に入れられたのだと思います。




“辞職”の2文字をいつもどこかに抱えながらも、あまりにも忙しい毎日の中で、数年を過ごしてきてしまったと、セッションでは語られていました。

しかし、この度、「避けられない出来事」が起こり、(詳細は前回の記事を)ご自分の本当の思いに、向き合わざるを得なくなった。
もう、自分の気持ちをごまかしながら続けていくことはできない。
ある意味、そこまで「追い込まれた」と言えるかもしれません。

でも、だからこそ、“逃れられない転機”が、“新しい局面”が、訪れたと考えることはできないでしょうか?



実は、「生涯キャリア発達理論」に分類される、ナンシー・k・シュロスバーグの理論では、

「人生はさまざまな転機の連続から成り立っており、それを乗り越える努力と工夫を通して、キャリアは形成され、開発される。」
とされています。

しかも、この転機
予期しない出来事」が重要であるとのこと。



シュロスバーグ以外にも、ハンセンの理論や、
それこそユングの「コンステレーション(constellation)」も、
それらが意味するところが何なのかと、個人的にはおもわず考えられずにはいられなくなります。


私たちはやはり、「何か」(それは、ユング心理学では“無意識”となるわけですが)に導かれながら、(自我では見えないけれど)
「進むべき道」を進んでいるのではないのかと・・・。





      人気ブログランキングへにほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ