青い眼鏡をかければ、世の中がすべて青く見え、赤い眼鏡をかければ、すべてが赤く見える。世の中は自分の心の反応である。(精神医学者: 森田正馬)

自分たちの目の中のレンズも、光線を屈折させているのだと考えたとき、自分たちが見ているリアリティは、どんなレンズを通してみるかによってまるで違ったものになるかもしれないのだ。(米のユング派分析家:ジェイムズ・ホリス)


私たちは大抵、「自分のものの見方」によって、周りの環境や出来事のひとつひとつに反応し、その意味づけをしています。

そして、その捉え方や価値観に“疑い”を持つことはあまりありません。


もちろん、個人がそれぞれの人生でそれぞれのパーソナリティを形成してきているのですから、一人ひとりの感じ方に違いがある、これは当たり前のことです。


しかし、今自分がかけている“眼鏡“が、自分本来の“目”(性質)を曇らせているかもしれない。

そのように考えてみたことはありますか?


私たちは生まれながらにして、選択権を持たずに置かれた環境により、さまざまな眼鏡を否応なしに受け取ることになります。

大きい枠組みではその国の文化や、そして最も影響が大きい身近な家庭環境によって受け取る眼鏡から見る世界は、はじめからそのレンズの色に染まっているのです。


でも、そのレンズの色に、もしかしたら自分の本当の性質が縛りつけられているのかもしれません。

自分の人生を歩むのに、レンズの色を変えてみることで、新しい発見があったり、考えてもみなかった視点を手に入れることが出来るようになれば、もっと自由に生き方を選択できるようになります。

また、自分を取り囲む家族や他人との仲にも、良い傾向がきっと生まれてくるはずです。


あなたはもっと、自分の心を自由にして、手渡されたレンズの色に縛られることなく、自分自身の目で、世の中を見てもいいのです。



“世の中は自分の心の反応である”

今あなたがかけている眼鏡は、どのようなものでしょうか?


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