川を押すな。川は自ずとながれるもの。

                       (ユダヤ人の精神科医 フレデリック・パールズ)


人の心も、川の流れのようにその人なりの自然な流れに乗っていれば、
内側から自らを癒してくれるものです。

人のこころには、自ら成長を促す、そんな素晴らしい力が備わっています。



セラピストは無理に“川を押してはいけない”んですね。


そういえば、河合隼雄先生も、セラピストの役割を

「何もしないことを一生懸命する」

と言ったとか、言わないとか・・・。


どちらも、カウンセラーが自分の意思で、勝手に良かれと思って、クライアントを能動的に導く
関わり方を戒めています。


個人に備わっている“こころの力”を信じて、その流れにただひたすら沿っていくこと、
添え木になること。

私も教訓にしています。


そして、今現在、辛くしんどい思いを抱えている方も、こころの内側の“自分の力”を信じてほしいと思います。

それは簡単なことではないかもしれません。

でも、苦しみの後には“癒しの時”が待っているはずです・・・。



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