心とこころを響かせて

自己を知るワークを続けているカウンセラーが、ユング心理学などをベースに、自分の考えや思いを書き綴っています。

 Cartesian Theater illustration published in a book!/Jen Garcia 前回記事の最後で、敢えて自分への課題として書いた一文も、案の定・・・果たせないまま年を越し、(やはり無謀だったと反省)早く本題に取り掛かりたいと思いながら日々を過ごしてきましたが、そ…
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「"葛藤保持力"の続きは改めて」と締めくくってから、なんと1年以上も経ってしまいました・・・。 (そして前回更新からは早5か月・・・ ) 今年度は何かと重なってしまい、ブログの更新も例年よりさらに後回しになっている中、でも、その後の記事でも、続きを「きちんと書
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水木サンの迷言366日 (幻冬舎文庫) [文庫] 昭和から平成にかけての時代をつぶさに見、風刺してきた、こんな人生、送ろうと思ったってなかなか送れない。 その結果水木さんが得たのが「人生における
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もう10月・・・。中秋の名月も過ぎてしまい、日に日に秋の深まりを感じます。今年の夏休みも、なかなか「静かに腰を据えて」とはなりませんでした。ずっと、この場で書きたいことは色々と頭に浮かびつつも、結局は手つかず状態。 でも、今はそれで良し、と思うことにして
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今日も『Dr.倫太郎』絡みです。こころの病がテーマのドラマですから、当然ながら、あちらこちらに引っかかりどころ満載です。(自分なりに咀嚼して)毎回、色んな意味で学べる点があります。8話では、母親に「あんた、もう必要なくなった」と別れを告げられた明良が、「私を
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前回記事で触れた、『Dr.倫太郎』、続けて視聴しています。 TVドラマなのであくまでも“フィクション”として観ること、現実との相違があることは当たり前として、それでも、こういった内容の“物語”が今、多くの人の目に触れることはひとつの機会になるのではないかと
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子どもの時、母によく映画館に連れて行ってもらったことが影響しているのか、私は昔から映画が大好きで、今でも気になる作品が出たときには、でき得る限り映画館に足を運んで鑑賞するようにしています。 特に心理の世界に飛び込んでからは、「ただの娯楽」ではなくなってし
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クーパーはマーフとその場所でその時間に通じ合った。クーパーはそれを知っていた。マーフはそれを知っていた。 前回記事で取り上げた映画 『インターステラー』かなり時機を逸した、そして鑑賞した方にしか分からない内容となってしまいますが、今日は前回に引き続き
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またしても前回記事から数か月が経ってしまい、「ぜひ、また続きを書きたいな」との思いにずっと変わりはなかったのですが、今日は、以前書いた記事に疑義が生じてしまったので、備忘録の意味でしたためます。ここ数年、読みたい本があとからあとから出てくるので、私の読書
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鑑賞からあっという間に1か月ほどが経ち、記憶はかなり曖昧になってしまいましたが、前回からの続きです・・・。映画の題材である『旧約聖書』の〔創世記〕に記されている「ノアの洪水物語」でノアは、「正義の人と神に認められて」います。そのノアは、「地上に人の悪がはび
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先日、公開中の映画『ノア 約束の舟』を鑑賞してきました。 旧約聖書の「ノアの箱舟」の物語が映画として公開されると知ったとき、それだけでも内心ざわめき立ったのですが、それが、ナタリー・ポートマンがアカデミー主演女優賞に輝いた、あの『ブラック・ス
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ロジャーズが語る自己実現の道 (ロジャーズ主要著作集) [単行本](※ロジャーズ一番の代表作とのこと。未読だったので、今日をきっかけに読み始めたいと思っています。ちなみに今日の記事の講師の先生が翻訳されています。)新年が明けて早一ヶ月。昨年は結局、たった4度し
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アリとキリギリス~ドレの寓話集~ [単行本]前回のブログ記事を書いたのが2月なので、もうすっかり季節も変わってしまいました。この3カ月の間で、「書きたい」と思っていたテーマも私の中でドンドン変転していまい、その流れで、自然と今日の記事になりました。昔の私なら、そ
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ユング自伝―思い出・夢・思想 (2)まず、前回の記事について、言葉足らずの点がありました。ユングの自伝の言葉を紹介しましたが、以下のとても重要な部分が抜け落ちていました。「私は 患者たちを除いて 人々に対して辛抱強くはなかった。」ザビーナとユングの出会いは、
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寒中お見舞い申し上げます。今年は、クライエントさんへの年賀状・年賀メールが出せませんでしたので、この場で、年始のご挨拶に代えさせていただきます。今年もよろしくお願いします。さて、年初めの記事。当初は、前回記事の続きで、「ムスビの御神像」について取り上げよ
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記事upにタイムラグが生じてしまいましたが、今年も行ってきました。我が家の恒例行事、出雲大社の神在祭参詣。     神在祭にお参りするようになって、もうかれこれ5年ほど経つでしょうか。始めの頃は、ツインズを双子用ベビーカーに乗せて、フーフー言いながら長い砂利
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