ある出来事で‟反作用”が起ってしまい、懸案の箱作りそっちのけで、固まっていたブログ記事をタイプする指が久しぶりに動きはじめています。そのある出来事とは。100分de名著@nhk_meicho10月シリーズは西田幾多郎「善の研究」です。その難解さに多くの人が挫折したといわ…
カテゴリ: こころの世界
『海獣の子供』
【「海獣の子供」公式サイトより】久方ぶりの記事ですが、実は今、思い立って直観的に書き始めています。実は大分前からブログの新しい箱作りを検討していて、その実行の目途が立つまでは中身にも着手できないと考えていました。遅々として箱作りが進まない中、結局記事更新…
「生と死のパラドックス」
100万回生きたねこ (講談社の創作絵本) [単行本]かなり時間が経過してしまったのですが、数か月前に子どもの授業参観に出席したときのこと。それは道徳の授業だったのですが、教材として取り上げられていたのが、今日の記事のトップ画像に据えた『100万回生きたねこ』という…
「ただ一つのもの una res 」
Cartesian Theater illustration published in a book!/Jen Garcia 前回記事の最後で、敢えて自分への課題として書いた一文も、案の定・・・果たせないまま年を越し、(やはり無謀だったと反省)早く本題に取り掛かりたいと思いながら日々を過ごしてきましたが、そ…
壁の向こう
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 今日は全くの思いつきで書きはじめています。 (…
心の有り様
もう10月・・・。中秋の名月も過ぎてしまい、日に日に秋の深まりを感じます。今年の夏休みも、なかなか「静かに腰を据えて」とはなりませんでした。ずっと、この場で書きたいことは色々と頭に浮かびつつも、結局は手つかず状態。 でも、今はそれで良し、と思うことにして…
こころの距離
前回記事で触れた、『Dr.倫太郎』、続けて視聴しています。 TVドラマなのであくまでも“フィクション”として観ること、現実との相違があることは当たり前として、それでも、こういった内容の“物語”が今、多くの人の目に触れることはひとつの機会になるのではないかと…
現代の寓話
子どもの時、母によく映画館に連れて行ってもらったことが影響しているのか、私は昔から映画が大好きで、今でも気になる作品が出たときには、でき得る限り映画館に足を運んで鑑賞するようにしています。 特に心理の世界に飛び込んでからは、「ただの娯楽」ではなくなってし…
普遍と個別
クーパーはマーフとその場所でその時間に通じ合った。クーパーはそれを知っていた。マーフはそれを知っていた。 前回記事で取り上げた映画 『インターステラー』かなり時機を逸した、そして鑑賞した方にしか分からない内容となってしまいますが、今日は前回に引き続き…
物理は心理 (!?)
インターステラー (竹書房文庫) [文庫] 昨年最後に鑑賞した映画 『インターステラー』 過去に『ダークナイト』や『インセプション』といった作品を、世に送…