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先日の記事で、

「止める、手放す」

ことについて書きました。


今の私は意識的に、出来るだけ、

「やりたいことだけやる」

「やりたくないことはすぐ止める」

を心がけています。


と言っても現実は、人とのつながりの中で生きていて、しかも様々な制約がある中で、

「やりたいことだけやる」

というのは、正直不可能です。


果たさなければならない役割も持っていますし、

したい、したくないという気持ちとは関係なく、負うべき「義務」はもちろん、私にもあります。


でも、そんな中でも、気持ちの上では、

「やりたいことだけやる」

「やりたくないことはすぐ止める」

を心がけるようにしています。



私がそのように意識し始めたきっかけは、自身が受けている夢分析のセッションからでした。


今までの記事にも何度も書いてきましたが、無意識は夢を通して、色んな事を伝えてくれます。


自分の意識に何が欠けているとか、何に取り組んでいくべきかとか、その他にも、

不思議なことや、現時点では全く理解できないけれど何か意味があるんだろうなーということや、

分かりやすいことも、分からないことも含めて、とにかく色んなことを、

あちら(無意識)独特の“おもしろい”表現方法で伝えてくれます。

(これが、本当におもしろいんです。
こんな表現方法、自我でどんなに頭をひねっても浮かばないよねーというような形で、
見せてくれることがあります。
シンクロニシティなど、自分の知識の及ばない“偶然”の結びつきで表してくれる時もあります。
そんな感じなので、解読が難しくて意味が全く分からないことも間々ありますが、
でも分かった時は「わー、そういうことかー」と鳥肌が立っちゃうときすらあります。)


そんな無意識をとおして、私が感じたのは、

「自己中心を大切にする」

ということだったのです。


「自己中心」って、ジコチューのこと?

それって良くないんじゃない?

そう感じる方もいるかもしれません。


でもそれは決して「自分勝手」になるように、ということではないのです。



・第三者の評価を意識した生き方はしたくない。
 自分が納得した生き方をしたい。

・他人にどう見られても、まず、自分ありきでしょう。
 しあわせって、自分を大切にすることからなんじゃないかな。

                              【イチロー】


この数値社会、ブランド社会、比較社会の中で、
他人の評価をどこ吹く風と生きられるようになったら、相当の大物です。
                                 
                              【 斎藤学 (精神科医・医学博士)】
 
                       

ここで書いた、自己中心になるということは、

「自分の人生を人によって左右されるのではなく、自分のために生きる」

ということです。


斎藤学先生もご自身の著書で書かれていますが、

「他人の評価ばかり気にしていたら、それは『他人のために』生きているということになる」

のです。


他人からどう思われるかではなくて、自分が何をしたいか、どうしたいか。

自分の思いにそって行動したことに対して、周りの人がどう反応するかは「その人の」問題です。


他人が自分をどう評価するかではなくて、自分が自分をどう評価しているかが重要なのです。


極端な事を言うと、周りが「あいつはおかしい」とみんなが口をそろえて嘲笑したとしても、

それでおろおろすることもなく、ブレたりすることもなく、

自分自身で自分を認められていたら、精神的にその人は安定しているわけです。


今の社会の中で、そんな風に、一匹オオカミ的な側面を持って生きられる人がいたら、

斎藤先生の言われるとおり、まさに「大物」なわけですが、

でも、出来るだけ「自分が主体」になれるような生き方をすることは、

心理学的にみてもとても大切なことです。



周りを気にしすぎて、自分ではなく「相手の気持ち」を心配して、

自分自身の取るべき行動が左右されているとしたら、

これは自分が主体ではなく、相手が主体になってる。

ということになりますね。



確かに、あまりに協調性を欠いて周りに迷惑をかけてしまっては、

ただの「自分勝手」になってしまうかもしれませんが、

でもこれも、ユング心理学でいうところの、「バランス」が大事なんだと思います。



私は、自分では“まだまだ”だと思っていますが、でも、

「(自分は)本当はどうしたいのか」

をよく考えるようにはしています。


惰性で何かを続けてはいないか、続けているとしたらそれは“なぜ”か。

それは本当に自分がやりたいことなのか。


そんな風にじっくりと自分に問いかけてみると、

「本当のやりたいこと」が見えてきたりします。


そして見えたら、

「やりたいことだけやる」

ように“取り組む”こともできるようになります。



『他人の評価はどこ吹く風』

それを“本当の意味”でモノにできたら、人間関係で悩むことはなくなりそうですね。

確かに究極の“大物”になれそうです(^^)


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最近のブログで、イチロー選手の「名言」をいくつか引用させてもらっているのは、
実はこれも、私の“夢”が関連しています。

私は特にイチロー選手のファンだったわけではありません。
(ファンの方がいたら、ごめんなさい!)

でも、“夢”をきっかけにして、イチロー選手の名言集を見る機会があり、
すると、(私にとって)“響く言葉”を沢山見つけることができたんですね。

これも、自我の私が知らなかったことを、“夢”が教えてくれたと思っています。


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