今日は、年末・年始とお休みしていた「夢分析」の続きを・・・。(12.10のブログ)


12.19のブログで、夢の悪魔の正体は「私自身の焦り」であったと書きましたが、これは佳代さんとの分析の結果、分かったことでした。

毎回のセッションでは、いくつかの夢について取り上げるので、一つ一つの夢の意味をその細部まで徹底的に分析していくことは、あまりありません。
(ただし、意味深いと思われる夢には、その夢に焦点を絞って取り上げることもあります)

佳代さんからも「無意識からのメッセージは、ある程度“大まかに”捉える事が、一つのポイントです」と教えていただきました。


そして、ユングも、

「一つの夢の意味を詳細に解釈していく場合もあるが、いくつかの夢の“流れ”が何を語っているかを受け止めることも同様に重要である」

と述べています。


とはいえ、その一つの夢にも、思いのほか多くのメッセージが込められていることも事実です。
ので、悪魔の夢について、もう少し詳しく“自己分析”していきたいと思います。


1.まず悪魔にかけられた「まじない」とは、
「私自身が焦りによって作り出した、自分に“課した”やるべきこと」


2.そして、それをしてしまったら死んでしまうという「何か」とは、
「その“やるべきこと”を行動化すること」


3.テーブルに座っていた隣の若い女性は
「悪魔の存在(自分の不必要な焦り)に気づいていない“私自身の自我”」


4.紙に書いてばれないように、彼女に渡そうと試みていた。
「セッションに使う夢日誌(=紙に書いて)に基づいて、“気づいていない自分に”気づかせようとしていた」


どうでしょうか。

こんな風に見ていくと、夢の語っている意味が“なるほど”と紐解かれていくんです。
(少なくとも私は、夢の意味に納得した上で解釈できた場合は、面白いほどその夢の不思議で巧みな表現方法に感嘆するのです)


それでは、この続きはまた次回にしたいと思います・・・。



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